ABOUTRACATIのこと
RACATIの名前の由来でもある“チカラ”（「TI」「CA」「RA」）
食べる人のチカラをサポートできるようなチョコレートを作りたい、RACATIはそんな想いから誕生しました。
チョコレートの原料となるカカオは、カカオポリフェノールをはじめ、栄養素が豊富なことで知られていますが、
産地によって香りや風味が異なることはあまり知られていません。
RACATIでは、産地それぞれの個性を引き出し、チョコレートの奥深い魅力をお伝えしたいと考えているため、
カカオの風味をダイレクトに味わえるシングルオリジン（単一産地）にこだわり、
世界中の産地から集めたカカオと香川名産の和三盆のみでチョコレートを製造しています。
食べていただく方はもちろん、生産者のみなさんや地域にも「チカラ」を届けていきたいと思っています。
BENEFITチョコレートで得られるチカラ
| PowerEffect | 脳へのチカラ | 心へのチカラ | 体へのチカラ | 肌へのチカラ |
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| チカラが欲しい “シチュエーション” |
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| アンチエイジング |
| 食べて得られる “ベネフィット” | 集中力アップ |
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| チカラアップ “ポイント” | 成果が上がる |
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| 美肌 |
| ここがすごい！ “カカオの成分” | テオブロミン |
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FEATURERACATIの特徴
- 厳選したこだわりの産地
- 世界中からカカオを取り寄せ、香りや風味を何度も確認し厳選しています。カカオの個性を活かしたチョコレートを目指して試作を繰り返し、納得の行く味にたどり着いたレシピだけを商品としてお届けいたします。
- 最小限の原材料
- 原材料はこだわり抜いた最小限のものだけを使用。製造環境に合わせ、砂糖は地元香川の名産品である「和三盆」を採用しています。風土が生み出す味わいをお楽しみください。
※和三盆の歴史については下記も合わせてご覧ください。
- 焙煎から全て手作り
- 常に最高のチョコレートをお届けするために、豆の選定からラッピングまで全て手作業。風味に影響する焙煎時間や温度には特に気を配り、ベストな環境を保って作業をします。
素材がシンプルな分ちょっとした手間がカカオ豆本来のチカラを引き出してくれるのです。
香川名産「和三盆」について
江戸幕府第8代将軍である徳川吉宗が享保の改革において全国に糖業を奨励したことにより、香川県（当時の高松藩）でも砂糖づくりが始まりました。藩外へ持ち出し禁止となっていた竹糖（四国原産のさとうきびの一種）からしか作ることのできない和三盆は、今でも香川の名産品となっています。
深いコクと上品な甘さの「和三盆」は、最小限の材料で作るRACATIチョコレートにとってなくてはならない重要な存在。
地元香川が誇る和三盆と、選りすぐりのカカオのコラボレーションが生み出すRACATIの味わいをぜひお楽しみください。
BEAN TO BARチョコレートの製造工程
- CLEANINGカカオ豆の選定
- カカオの風味を最大限引き出せるよう、届いたカカオを入念にチェック。割れたり欠けたりしているカカオを手作業で取り除きます。
- ROASTING焙煎
- カカオ豆の風味を損なわないよう、温度に注意しながら焙煎することで、それぞれのカカオの香りを引き出します。
- WINNOWING粉砕・風選
- 焙煎したカカオ豆を粗く砕き、風選（風をあてて吹き飛ばす）にかけて外側の皮と内側のカカオニブを分け幼根を取り除きます。皮が残ると雑味がでて食感が悪くなるのでしっかり取り除けるまで繰り返します。
- GRINDING微細化
- カカオニブをローラーで細かくすり潰し、ペースト状にします。砂糖を加えていない、この状態はカカオマスと呼ばれます。この時点ではざらつきが残っています。
- MELANGING混合
- タブレットの味の決め手となる砂糖を加え、混ぜ合わせます。
ローラー（メランジャー）でさらに細かくすり潰します。
- CONCHING精錬
- 細かくすり潰したペーストをじっくり練り上げ、さらに滑らかな状態にします。72時間以上機械を回し続けると写真のようにざらつきのないトロッと滑らかな状態になります。その後、少し置いて味を馴染ませます。
- TEMPERING調温
- チョコレートの温度を調整しチョコレートに含まれるカカオバターを結晶化することで安定性を高めます。滑らかでツヤよくムラのないように仕上げるための重要な工程です。
- WRAPPING成型と包装
- 分量を量り、モールド（型）に流し込み、平らにならします。冷暗所で冷やし固め、モールドから外します。遮光のアルミ袋に入れ、1枚ずつ大切に包装します。
DAILY INTAKEお召し上がりの目安
RACATIのタブレットは“ひとくちサイズ”の15ブロックで構成されています。
チョコレートの世界では、板チョコをフランス語の「タブレット（石板、平板の意）」と呼ぶのですが、RACATIでは母体である建材加工業のDNAを受け継ぎ、木材の単位を示す「尺貫法」の単位「1寸（3.03cm）」をタブレットのひとくちサイズとして採用しています。
リラックスしたい時、集中したい時はもちろん、健康を意識して食べたい方にもチョコレートはおすすめです。
チョコレートの原材料であるカカオはポリフェノールが豊富なため、高カカオチョコレート（カカオ含有量70%以上のもの）は美容と健康に良いと言われています。
健康に気をつけたい人は1日25g程度、RACATIのタブレットの場合「1日4〜5ブロック」を目安に、毎日少しずつ食べることをオススメします。
きっと皆さまの美容と健康をサポートするチカラを与えてくれることでしょう。
ORIGIN & TASTING産地と味わい
- ガーナGhana
- ガーナでは主にフォラステロ種のカカオを生産しています。
生の状態ですでに金木犀のような香りがするのですが、丁寧にチョコレートにすることで、花束のように甘く杏仁豆腐やシナモン、イチジクのようなやさしい香りが生まれます。最後は栗やホットミルクのようなホッとする味わいに。日本人が一番慣れ親しんでいるカカオです。
- ベリーズBelize
- クリオロ種とフォラステロ種の交配種のトリニタリオ種。他の産地より一回り大きなカカオです。焙煎前はイチゴジャムのような甘酸っぱい香りがします。その香りを残すようにゆっくりと焙煎。味わいは最初にイチゴや甘夏の皮をぎゅっとしばったような酸味、後から焼いたピーナッツやキャラメルのような甘い香ばしさを感じます。甘味と酸味のバランスの良さが特徴です。
- ペルーPeru
- ペルーは、さまざまな原種のカカオが生育し、品種も多種多様。
生のカカオを扱っている会社は限られており、中でもハイカカオミルクチョコレートはとても希少。焙煎の仕方によって、味が全く変わるのが特徴で、RACATIでは爽やかな酸味が出るように焙煎してます。ダージリンの香りや渋み、青りんごのような甘酸っぱさが、ミルクのまろやかさと合います。
- インドネシアIndonesia
- インドネシア全域でカカオ豆の栽培が行われています。その中から私たちが採用したカカオは、ハッとするほど美しいカカオです。大切に育てられたカカオは、深入りのコーヒーのような苦みとレモンのようなキュッとした酸味や梨のしゃりっとした甘味を感じます。コーヒーが飲めない方でも「おいしいコーヒー」を連想してしまうような風味が特徴です。
- コロンビアColombia
- コロンビアに拠点を置く、情熱溢れるチョコレートメーカーのカカオ豆を採用。ぷっくりとしたかわいらしい形のカカオは、ライムやバニラヨーグルト、マスカットのような甘さの中にほのかな酸味も感じられます。木の皮をはいだ時のような香りやカシューナッツの甘く香ばしい香りも。時間がたつと酸味が和らぎ、びわのはちみつのような味に変化します。
CRAFTMAN「nobuko」クラフトマン「nobuko」
Message
小さな頃から大好きだったチョコレート。
CRAFTMANとして声をかけていただいたことがきっかけで「RACATI」の立ち上げに加わることになり、大好きなチョコレートに携われる喜びで思わず飛び跳ねたことを思い出します。
Bean to Barはシンプルな分、豆の個性の活かし方が難しく手探りの毎日。
試行錯誤を繰り返し、ようやくみなさんに食べていただきたいと思える納得のいくチョコレートが完成しました。
途中、思い通りの味や食感が出せず幾度となく落ち込みましたが、その時々で周りの仲間からたくさんのチカラをもらい前に進むことができました。
今度は私の作るチョコレートがみなさんのチカラとなることを願っています。
パワーの詰まったRACATIのチョコレートが多くの方に届きますように。
Profile
香川県三豊市出身。父が仕出しと駄菓子屋を営む家に生まれ、母の手作りの洋服を着て育つ。
幼少期から“愛のある手仕事”に囲まれ、自身も手で何かを作ることに没頭。
国内やフランスのパティシエスクールを経て、2020年、自身が一番好きな食べ物であるBean to Bar チョコレートのブランド「RACATI」のCRAFTMANに就任。
実家の駄菓子屋で初めてチョコレートを食べたときの感動とカカオのチカラをRACATIから発信。三兄弟の母。
RACATI STAFFRACATIのスタッフ
RACATIでは障害を持つスタッフも一緒に働いています。
RACATIを始めるにあたり、一つのテーマとして障がいを持つ人の活躍の場を広げ、
楽しくやりがいを持って働ける職場を作りたいと考えました。
チョコレートをカカオから作ること、また自分たちが作ったチョコレートを食べてくださったお客様の笑顔を見て、
自分の仕事に誇りを持てるような場所を目指します。